#0 /「見るポッドキャスト」、はじめました。
カンタ : Nodebaseリリースして1年ちょっと経ったじゃないですか?
バルカナ : あっという間でしたね。
サキ : 気分的にはまだ3ヶ月くらいしか経ってない感覚ですね。
カンタ : この1年は自分達が使っててストレスを感じてた部分とかを地味に改善してきて、だいぶ大きな不満はなくなってきたなーって思ってるんだよね。
サキ : そうですね。私もそう感じてます。
カンタ : そんな中、Nodebaseを人に紹介したときに訊かれる質問圧倒的ナンバー1が「それ何に使うんですか?」なんだよね。
バルカナ : 笑
サキ : 笑
カンタ : 改善も結構やってきて、そろそろ機能不足みたいな言い訳が出来なくなってきてて、いよいよこの問いに正面から向き合わないといけない時が来たなーと最近思ってる。
サキ : ホントそうですね。
バルカナ : 社内では会議の議事録に使ったり、契約書とか利用規約の可視化に使ったりと、自分たち的には色々使えてるんですけど、人に説明しても中々理解してもらえないですね。
カンタ : コンセプトの説明したりサンプル見せると「いいですね!」とは言ってはくれるけど、使ってくれるとこまでは中々いかないよね。
バルカナ : ですね。
カンタ : で、話が飛ぶんだけど、Co-Liftでも法人スポンサーやらせてもらってる株式会社COTENさんとか、ホントに偉いなーって思うんだよね。彼らがやりたいことは歴史のデータベースを作ることなんだけど、「それ何?おいしいの?」って疑問へのアンサーの1つとして、COTEN RADIOって歴史の面白さを伝えるポッドキャストをずっとやってるんだよね。
バルカナ : コンテンツのクオリティも凄いですよね。
カンタ : そうそう。毎回とてつもないリサーチをして、分かりやすく構成して、喋って、編集して、配信してってのを地道にちゃんとやり続けてるのが凄いよね。しかも内容が面白い。
サキ : 凄いことです。
カンタ : 一方、我々はそういう努力が全く足りてないよね。笑
バルカナ : そうですね。足りてないというかほぼゼロですね。
サキ : 物事の構造や論理を分かりやすく表現してメタに考える、メタ思考を拡めていきたい、って思いを実現するのにほど遠いですね。
カンタ : かと言って、努力したら出来るのか?もっと言えば努力出来るのか?という所に巨大な課題があると思ってるんだよね。
バルカナ : ものすごく意識低い事言っててどうかとは思いますけど、まぁ、そうですね。笑
カンタ : じゃぁ、意識を高めて「努力しましょう!」ってのもさ、「原因:うっかりしてた、対策:しっかりする」くらいアホな感じになっちゃうと思うから、もうちょっとちゃんと現状認識をして、それを踏まえた現実的な対策をしていった方がいいと思うんだよね。
バルカナ : それっぽく言ってますけど、結局意識は低いですね。
カンタ : 課題を改めて整理すると、ゴールは「Nodebaseの価値を理解してくれて使ってくれる人を増やしたい」、その実現を阻む課題は「結局Nodebaseが何に使えるのか・何の役に立つのか・何の課題を解決してくれるのかが分からない」
バルカナ : そうですね。
カンタ : その課題の解決策として今考えてるのは、「Nodebaseの価値を体現するようなコンテンツを発信することでその価値が伝わるのではないか」ということ。
サキ : そうですね。COTEN RADIOさんを見習いましょうって感じですね。
カンタ : ただし、その時の制約条件が自分たちに「続けられる事」。これが一番重要で最大のボトルネック。
バルカナ : やっぱり意識低いですけど、そうですね。
カンタ : そしたら、我々に作り続けられそうなNodebaseの価値を体現するコンテンツって何?って話だよね、論点は。「続けられそうな事」とは?って考える前に、そもそもNodebaseの価値を体現するコンテンツについて考えてみると、
バルカナ : ほい。
カンタ : まず、構造とか論理がある程度複雑で、ボリュームもそこそこある物事を読解しようと思った時にテキストってちょっとヘビーだよね。そういう時、PowerPointとかを使って図解しようって選択をしがちなんだけど、図解したものだけだと詳細な情報が落ちてしまうので解釈の幅が広がって誤読のリスクが上がるので適切に伝わらない可能性が割と高い。
バルカナ : そうですね。Nodebaseはテキストから図解(ダイアグラム)が作れて、テキストとダイアグラムの関連性が維持されるので、視覚的な理解とテキストによる詳細の理解が同時に実現出来る、というのが提供している機能的な価値ですよね。
カンタ : そう。ということは、その価値を体現するコンテンツは、構造や論理がそこそこ複雑で、そこそこボリュームがあるという必要があるよね。かつ、それを理解したいというニーズがあることが求められる。
サキ : そうですね。これまでは、利用規約や契約書、法律、難解な本、あとCOTEN RADIOの書き起こしにもチャレンジさせてもらいましたね。
バルカナ : で、結局一つも続いていないのが課題ですね。笑
カンタ : まとめると、適度にややこしい話を、続けられる形でアウトプットする、って方向性だよね。
バルカナ : そう言語化すると何じゃそりゃって感じですね。
カンタ : その具体案として、今日話してるみたいな雑談をNodebaseコンテンツにしてみるというのはどうかなと今考えてるんだけど、どう思う?
バルカナ : あー、いいかもですね。今日の話も適度にややこしい感じありますしね。
サキ : ポッドキャストっぽいですね。
カンタ : あー、そうそう。ポッドキャストって、文字読むよりは楽だけどややこしい話を聴くのちょっと辛い時あるよね。
サキ : ストーリーは追えるけど構造がよく分からなくなったりしがちですね。
カンタ : かと言って30分くらいのポッドキャストでも文字起こしすると1万字くらいになるから、大体新聞1ページを全部読むみたいな文量になるんだよね。
バルカナ : それは読むのしんどいですね。
カンタ : それがNodebaseで図解されてるとダイアグラムで論理構造を追いつつ、要所だけ元の文章を読むことで大体の内容が掴めるってなったらだいぶ楽だよね。
バルカナ : それでCOTEN RADIOさんのコンテンツを1つお試しで図解させてもらいましたね。
カンタ : まさに。でもやっぱ他人様のコンテンツを利用させてもらうのもサステナブルじゃないし、色々しんどいから、自分達でコンテンツ作るという方針の方がいいと思ってる。
バルカナ : まぁ、それはそうですね。
カンタ : そしたらさ、こうやってそこそこややこしい話をダベって、その内容をコンテンツ化していくのが良いんじゃね?って思ったんだよね。
サキ : 確かに「適度にややこしい話を、続けられる形でアウトプットする」という方向性には沿ってますね。「見るポッドキャスト」みたいな感じですね。
カンタ : いいね。見るポッドキャスト、コンセプトそれでいこう!
バルカナ : そのコンテンツに需要はあるのか?には疑問が残りますけどね。笑
カンタ : ぐうの音も出ないんだけど、誰かの役に立とうというアプローチで続けられそうなやつを一個も思いつかないから、そこは一旦目をつぶろう。笑
サキ : 私は面白いなーって思うんで、もしかしたらどこかにニーズがあるかもしれませんね!
バルカナ : 前向き!具体的にはどんなトピックを話していく想定です?
カンタ : まず、具体的に何かの役に立ちそうな話はしたくないよね。出来るビジネスパーソンになるための10の方法!みたいなやつは嫌。
バルカナ : 何話すか聞いてるのに、何話したくないかからいくんですね。笑
カンタ : かといって、流石に「昨日何食べた?」みたいな100%雑談はNodebaseの価値が全く活きないよね。
サキ : 昨日食べたもの → うどん → 美味しかった、とか図解されても…ですね。
カンタ : だから適度に知的風なお喋りはした方がいいなとは思ってる。
サキ : あー、そういう感じだと、例えば、カンタさんのX(旧:Twitter)とか、いつもよく分からない話されてて、「どういうこと?」って思ってたんで、その話とか聞いてみたいかもです。
カンタ : いいね。バズってもないTweetについて解説する長文コンテンツ。シュールだ。
サキ : ちょっと前だとこのTweetとかどういうこと?ってなりましたね。
「それ」を「それ」として認識すると「それ」でなくなるものを、「それ」のまま内包するスキル大事やなと思った。善意と利他とか、そういうやつ。
カンタ : たしかにどういうことだろう。笑
バルカナ : 覚えてないんですね。
カンタ : 何かその時考え事してることを言語化して吐き出したらスッキリしちゃって忘れるんだよね。でも、そう言われて見返すとホントに人に何かを伝える気が全くない酷い文章だ。
バルカナ : 笑
カンタ : とりあえず、「見るポッドキャスト」初回は、このTweetを頑張って解説してみるとこからスタートしてみますか。
サキ : まずはやってみましょう!
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